お風呂場の窓ガラスが透明だと中が透けて見えてしまいますが、ざらざらのくもりガラスだと外からはっきりと見えなくなります。同様に、通常のホワイトニングは、漂白剤で歯のエナメル質の有機質を分解し、エナメル質表面をざらざらにすることによって、歯の内部の黄色やグレーの象牙質を見えなくしているだけのことです。
これに加えて、光の乱反射で(目の錯覚を起こさせて)歯を白く見せているだけで、本当に白くしているわけではないので、暗い所では歯が白く見えにくく、結婚披露宴・入学式・七五三・成人式・お見合い用などのストロボをたいた写真などで、歯が黄色や灰色に浮き出たように見える場合もあります。 また、ホーム・ホワイトニングに用いる薬剤も、従来の薬品の濃度が低くされているだけで、基本的な原理は同じです。 そして、黄色人種である私たち日本人の歯にはメラニン色素が多く含まれ、残念ながら欧米人と同じ漂白を行なっても、同じような美しい白い歯が得られないという残念な問題点があります。従来のホワイトニング剤は、欧米人向けに、欧米で開発されたものです。 |
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そこで、歯に優しく、エナメル質を単に粗造にするだけではない、 それがFAPホワイトニングです。 |